1800年代中頃、創設者岡島卯三郎は染色加工を修めた後、京都美術学校(現京都芸術大学)で染色の教鞭を取るなど道を極めました。彼の長男で二代目の岡島重助は呉服の裏地の染色加工を専門に営み、その優れた技術力で高い評価を得、その時代、京都の友禅業界に名を轟かせました。その後戦争により事業は一時中断されましたが、戦後すぐに国の技術保存工場として発展し、三代目は第一回京都府産業功労者賞を受賞しております。
その長男、現社長の岡島重雄は友禅染を格段に高い視点でとらえ、小紋や更紗柄のおしゃれ提案を中心に老舗として高級呉服をさらに発展させる一方、1990年には絹製ハンドバック、スカーフなどのファッションアクセサリーに着手。そして研究開発に2年余を経た1993年春、新ブランド「OKAJIMA」を完成、パーティーバックのコレクションをニューヨークと京都で発表する。1996年春には、明治時代から昭和初期にかけ当社が当時手掛けた羽裏の資料を文化催事「秘められた染 羽裏の美」展として、銀座ミキモトホールにて開催。 |
大盛況のもと商品開発に1年余を経た、1997年春、復刻版の羽裏をはじめ、新ブランド「MAJIKAO]のデイリーバッグを完成発表する。五月には山形県鶴岡市 財団法人 致道博物館にて、文化催事として[衣装にみる日本人の美意識「羽裏の美」展]を開催しました。
1998年秋には、新ブランドむかし渡り更紗「唐様三味」を完成、東京、京都にて発表。
1998年秋には、イタリアのハンドバックメーカー ロカティ社とのコラボレーションにて製作した、フォーマルバック「ESSEPI」と、「OKAJIMAカジュアルライン」を同時に発表しました。
(株)岡重専属の図案開発スタッフと本社実験工房(アトリエ)の彩色開発スタッフが創作したデザインは、社内外の専属職人が京都、東京、インドネシア、ミラノで全行程ハンドメイドで製作を試みるなど、さらなる研究が進んでおります。
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さらに、京都では本社屋の町屋造りを修復保存し、文化的ギャラリー遊空間Rojiを運営、インドネシアではチャンチン染(バティック更紗)の援助をするなど、岡島重雄は日本、アジアの伝統文化工芸の保存、伝承、東西のアート、デザインの交流、発展を常に考えており、それが当社の理念ともなっています。
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